被災地宮城から名古屋に移動した弊社社員が驚いたのは、街が明るいこと。平和な日常であること。
応援に東京からかけつけた臨時スタッフが驚いたのは、コンビニに物が並んでいたこと。
3月下旬、宮城では店がどこも閉まっていて、電気も停電のところが多く、非日常であったのでもちろんだが、東京も震災当日、帰宅難民となった人が多く、その後、原発の影響で節電も呼びかけられたため、準被災地状態。コンビニに物がなかったらしい。
フリーダイヤルのサポートを受けていても、関東地区からの問合せには危機感が感じられたが、名古屋や大阪、福岡からの問合せは、まったくこれまでの日常の問合せと変わりなく、恐らく問合せをしてきた一般利用者はもちろん、学校の先生など管理者様も、まさか、うちの会社が被災企業だと思っていない様子。
でも、これが本来の姿で、被災企業と感じさせることなく、サポートができたこと、更には、震災後途切れることなくサービスが続けられたことは、1年前にISMS(情報セキュリティ)認定時に、事業継続を検証していたおかげもあったとは思うけど、やはり、物理的に、宮城本社で、支社を遠く離れた名古屋にもっていたことが幸いした。