2023年10月26日

高校入試の調査書電子化促進、全国708校の中学校がWeb登録利用「調査書Web登録システム」とネット出願システム連携を促進

令和5(2023)年度高等学校入学者選抜(愛知県、三重県の私立高等学校62校)において、自社の調査書電子化ソリューション『調査書Web登録システム』が全国708校の中学校から利用されました。
今年度入試(令和6年度高等学校入学者選抜)においては、他県にも利用を拡大し『調査書Web登録システム』
を導入する高等学校は100校を予定しており、公立高等学校入学者選抜への対応など更なる利用拡大を目指します。

■ネット出願と連携した『調査書Web登録システム』を全国33都道府県の中学校708校が利用

『調査書Web登録システム』を導入したインターネット出願システム利用中の愛知県および三重県の高等学校、高等専修学校(全62校※)への出願手続きに際し、システムを利用して調査書データを提出した中学校は 33都道府県708校(うち愛知県・三重県の中学校は560校)にものぼり、志願先学校へ調査書を提出する中学校の利用率は98.3%となりました。
※当該の学校はインターネット出願システム(他社ネット出願システムを含む)を導入済み

■9割以上の中学校が業務効率化を実感

システムを利用して調査書データを提出した愛知県内の中学校にアンケートを実施した結果、これまで非常に時間がかかっていた調査書提出作業が「軽減した」と回答した中学校が全体の9割以上、業務時間の「50%以上が軽減された」と回答した中学校が44%となり、校務DX化を推進する結果となりました。

(2023年7月アンケート実施)

<実感調査書管理システム利用に関するアンケート結果より抜粋> ※2023年7月実施

■『調査書Web登録システム』とは

令和2(2020)年度入試において愛知県内および三重県内の3 校で実証実験を行い正式ローンチした、高等学校のインターネット出願システムと中学校の校務支援システムを『 暗号化とシステム連携』 でつなぐ、調査書電子化ソリューションです。

中学校が利用する様々な校務支援システムのデータ出力形式に対応し、閉域網内での暗号化による高セキュリティデータ連携を実現しています。また、高等学校が利用する様々なインターネット出願システム(自社サービス『Ckipインターネット出願』及び他社が提供するインターネット出願システム)とデータ連携を可能※としており、調査書データと出願データの自動マッチングを行うことで、高等学校側の出願受付処理の大幅な効率化も実現しています。
※他社インターネット出願システムとの連携はAPI連携、またはCSVファイルによる連携

調査書Web登録システム:https://www.ckip.jp/top/webreg/webreg.html

 

■今後の展開予定

アットシステムでは令和6(2024)年度入試、令和7(2025)年度入試での利用校拡大に向けて、全国のインターネット出願システムを採用している高等学校や、公立高等学校の入学者選抜への導入促進を図る予定です。

また、文部科学省が進める「次世代校務DX化」への取り組みに賛同し、校務支援システム各社との連携を図り、高セキュリティなクラウド対応を推し進めていく予定です。

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