東日本大震災について社長雑感

5.名取市のホームページ更新

  11日(金)地震直後から、宮城県名取市は停電だったのですが、弊社が管理している名取市のサイトは震災情報など何も更新がない。もしや、市職員 が更新できないのか?と思って、市役所に電話をしてみるも、電話がつながらない。「この地域への電話はつながりにくくなっています」とNTTのアナウン ス。

 とりあえず、メールを入れる。「もし、ホームページ更新ができない状況なら、名古屋から更新しますよ。」と。

 このメールを見た市職員から、14日(月)からファックスを受け取り、市のホームページを名古屋から更新することに。しかし、災害用サイト構築を依頼さ れるも、市のホームページを構築した社員と連絡がとれない。13日(日)にはメールで連絡できたのに、14日以降メールの返信がない。
(この時、震災後から続く停電で社員の携帯は充電がなくなっていたらしい)

 仕方がないので、webの更新も、慣れないコンテンツ管理システムも、名古屋のスタッフでなんとかする。※ezPublishの藤田さんには大変お世話になりました。

 それにしても、ホームページへの震災直後のアクセスにはびっくり。よくダウンしなかった。国内の自治体では始めての採用だったが、世界では評価の高い CMS(コンテンツ管理システム)。決裁機能とキャッシュ機能が優れている。とりわけ、今回の震災直後のアクセス集中で、キャッシュ機能が優れ、アクセス が軽いというのは良かったと思う。システム選択は間違っていなかった。日本語マニュアルがほとんどなく、当時手探りでの導入に相当苦労したようだが。

 さて、サイトへの集中アクセス。特に海外からのアクセスが多いのには驚いた。どうやら、世界中でTV報道されたせいらしい。

 海外からこんなにアクセスがあるのに、英語のサイトがないのでは?と思い、市役所の許可をもらって、英語サイトも立ち上げることに。(ボランティアですが)
 ※英訳をお願いした、友人、岩崎さんに感謝!

 更に、社員の連絡より名取市内ではPCでネットが見えない状況とわかり、携帯サイトを充実することにした。

 英語サイト、携帯サイトを名古屋スタッフ、及び臨時スタッフ(私の身内)に任せる。
携帯サイトでは、行方不明となった家族を探している知り合い、友人、子供達の同級生のため、少しでもお役に立てればと、身元不明情報をPCサイトから、携 帯に見やすく掲載。更には、名取市で発見された遺体だけでなく、海上で見つかって、宮城県警のサイトに掲載してあった情報、又、仙台市内南部(隣の若林 区)海岸で発見された遺体情報も、携帯サイトに掲載した。(これもボランティアです)
==>中日新聞に紹介されました。

 PCサイトは、震災直後にピークを迎え、その後徐々に少なくなってきていたが、携帯サイトは、逆に震災直後より徐々に増えていった。

 4月、5月に名取に行った際に、子供の同級生のお母さんや、私の友人から、携帯サイトを見ていることを聞くと、仕事をやっていて良かったと思う。
  
 携帯サイトの更新スタッフ、英語サイトのスタッフは、本当によくやってくれました。震災直後から1週間は、日中はメール配信システムのサポート対応、夜間は名取市のホームページ更新で、毎日3,4時間の睡眠が続きました。

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