eメッセージ 開発秘話

高速メール配信

震災直後、登録者が急増した某市にて、1分で届いていたメールが10分に。
10分では間に合わない?そして、それを解決したのは?

震災直後の、2011年3月下旬、ある時、システム管理者宛に警告メールが次々と届く。「xxxxの登録者数がまもなく上限に達します」というメールが。
それは急激なことで、上限数の変更をお客様に提示する余裕もなく、あっという間に、上限に達してしまい、ついに、新規希望者が登録できなくなってしまいました。
直ちに緊急措置として、上限数を一時的に大幅拡張。
2~3千程度だった登録者数は、あっという間に1万を超えてしまいました。

ヒアリングをしてみると、計画停電の影響で列車の運行案内をメールで配信していたそうで、それが広がり、あっという間に登録者が増えたようです。
1分で届いていた一斉メールは、遅い人では10分かかるようになりました。
数ヶ月すると、これに対して、当時、火災情報を受けていた地元消防団の方々がいたため、10分では地元消防活動に間に合わないという苦情がありました。

“なんとか、1分で届くようにして欲しい”

当時のシステム構造では全く無理なご要望でしたが、確かにお客様のご利用状況から克服しなければいけない問題であったため、システム改善を検討。
複数サーバによる並列配信を実現させ、1万人に1分で届くようになりました。

この方法は、送るだけなら簡単ですが、スパムメールと間違えられずに確実に送れること、そして、メールが届かなかったという情報を更新し、メールアドレス変更などで届かないアドレスをスクリーニングするには技術的に工夫が必要で、短時間で改善するには、かなり難しい開発だったと思い返します。

この改善が実現できたことは開発者の自信にも繋がったと思います。

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